「キーパーコーティングは最悪・やらないほうがいいって聞くけど本当なのかな? 評判が悪い理由について知りたい」
車を美しく保つのに役立つカーコーティング『キーパーコーティング』。
ですが、中には「キーパーコーティングは最悪」という人もいるので、本当にやって大丈夫なのか気になりますよね。
- そもそもキーパーコーティングとは?
- キーパーコーティングのメリットとは?
- キーパーコーティングが最悪といわれる理由は?
など、キーパーコーティングについて知っておきたいことも多いはず。
そういうわけで今回は、『キーパーコーティングは最悪という噂は本当なのか』についてお話していきます。
最悪のキーパーコーティングを防ぐ方法についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
キーパーコーティングとは何か?システムやメリットを解説!
人気のカーコーティング方法として知られる『キーパーコーティング』。
とはいえ、カーコーティングについて詳しくない人からすると、一体どのようなコーティングなのか分からないですよね。
というわけでここでは、キーパーコーティングの概要についてお話していきます。
キーパーコーティングのシステムやメリットについても掘り下げていくので、実施を検討中の人は要チェックです!
キーパーコーティングとは「塗装面改善の理論」に基づいたシステム
『キーパーコーティング』とは、KeePer技研が提供するカーコーティングシステムのことです。
「塗装面改善の理論」に基づいて、KeePer技研により独自開発されました。
キーパーコーティングでは、使用する薬剤や道具など細部までこだわることで、車の塗装へのダメージを最小限に抑えています。
その結果、たとえば以下のようなメリットが生まれているんです。
- 塗装を傷めずに車をきれいにできる
- 撥水性もあり汚れが落ちやすくなる
これらのことから、キーパーコーティングは車を美しく保つのに適したカーコーティングといえるでしょう。
これら2つのポイントについては以下でお話ししていくので、ぜひ参考にしてみてください!
メリット①: 塗装を傷めずに車をきれいにできる
キーパーコーティングでは、塗装を傷めず車をきれいにできるというメリットがあります。
KeePer技研が独自開発した薬剤や施工方法を用いることで、塗装の劣化をできる限り防いでいるんですね。
実は一般的なカーコーティング方法では、塗装面に大きなダメージを与えてしまいます。
なぜなら、コーティング前にポリッシャーやコンパウンドを使い、塗装を磨いて平らにする工程(下地処理)があるから。
一方でキーパーコーティングの場合、下地処理は汚れを取る程度の軽いもので済みます。
つまり、塗装を傷つける工程を省きつつ、車をきれいにできる仕組みになっているんですね!
メリット②: 撥水性もあり汚れが落ちやすくなる
車の汚れが落ちやすくなるのも、キーパーコーティングの大きなメリットでしょう。
キーパーコーティングを行うと、ポリマーやレジン、ガラスなどからなる被膜が車の表面に作られます。
そうすると汚れは被膜で防がれるので、車本体に届かない状態になるんです。
つまり、洗剤を使わなくても簡単に汚れが浮くようになり、車をきれいに保つのが楽になるんですね。
撥水性もあり、水洗いで大部分の汚れを落とせるようになるため、車のメンテナンスが面倒な人におすすめです!
キーパーコーティングは最悪って本当?実体験とやめた理由を解説!
ガソリンスタンド等で気軽に実施できることもあり、キーパーコーティングは多くの人に利用されています。
ですが、「キーパーコーティングは最悪」という噂もあるので、不安な人もいるでしょう。
キーパーコーティングを実施するかどうか判断するには、実際にコーティングした人の話を聞くのが手っ取り早いはず。
そういうわけでここからは、キーパーコーティングの実体験とやめた理由についてご紹介してきます!
① :施工する人によって仕上がりがまばらだから
キーパーコーティングが最悪という噂があるのは、施工する人によって仕上がりがまばらな点が大きく影響しているでしょう。
とくにガソリンスタンドでは、施工者の技術が低いケースがあるといわれています。
なぜなら、キーパーコーティングを実施するのがガソリンスタンドの従業員なので、プロに比べると熟練度が不足しがちだから。
また、以下のように、専門店以外がコーティングしたのが原因で最悪な仕上がりになるケースもあります。
クリスタルキーパー、車体の半分を境に何でこんな仕上がり違うのよ…最悪や pic.twitter.com/n10SzyjTTC
— スケアクロウ (@ks75h818lbt6094) September 3, 2022
このように、施工する人によって品質が大きくばらつく点は、キーパーコーティングの課題といえるでしょう!
② :コースや業者によって下地処理がない場合があるから
キーパーコーティングが最悪といわれるのは、利用するコースや業者によって下処理がない場合があることも原因でしょう。
たとえばガソリンスタンドでは、価格が安い代わりに下地処理を行わない傾向があります。
その場合、車の表面が傷ついているとコーティングの出来栄えが悪くなり、満足のいくつや感が得られないんです。
実際、以下のように、下地処理がないことに対して不満を持つ人は少なくありません。
コーティングって下地処理で出来栄えが決まると思うけどね。
ダイヤモンドキーパーにはガッカリしました。
雨ジミの上からコーティングされて最悪だ(怒)— JunLevo (@LevoJun) August 26, 2017
したがって、コーティング済みの車・新車以外でキーパーコーティングを行うなら、下地処理の有無を確認しておくのが大切です!
③ :コーティングする前からの傷が剥げたから
コーティングする前からの傷が剥げたことで、「キーパーコーティングは最悪」と思ってしまうケースもあります。
キーパーコーティングの場合、車の表面を磨いてきれいにする「下地処理」を行いません。
すなわち、長年乗っていて元々車に汚れや傷が蓄積されていると、それらが車体に残ってしまうということ。
なので以下のように、洗車等の刺激がきっかけで塗装が剥げることがあるんですね。
私はまぁまぁ経年劣化した車にダイヤモンドキーパーを施工してもらいましたが、水弾き、艶など良好です。
ほぼ毎回洗車機にぶち込んでますが、コーティングが落ちる事もありません。
コーティングする前から傷んでいた部分は、洗車機に入れると塗装が剥げたりしますけどね笑
ただし新車やコーティング済みの車をはじめ、表面がきれいな車であればキーパーコーティングが長持ちするという声もあります。
少しでも不安があるなら、念のためコーティング施工者に相談してみるとよいでしょう!
④ :車の状態や下地処理によって仕上がりに差が出るから
キーパーコーティングでは、車の状態や下地処理によって仕上がりに差が出やすいです。
なので、自分の車に不向きな施工内容・下地処理を選んでしまうと、「キーパーコーティングは最悪」と感じるでしょう。
実際、以下のようにキーパーコーティングを行ってみたものの、自分の車には合っていなかったと後悔している人もいます。
3〜5年持つとの事ですが野天駐車の為か1ヵ月程で弾かなくなりました。
新車ならもつと思いますが、野天駐車だし塗装もやれてて全塗装か車庫に金使った方がよかった。
引用元:https://minkara.carview.co.jp/userid/1284562/car/2315592/10965150/parts.aspx
したがって、キーパーコーティングを行う前には、そもそも自分の車に向いているかどうかをよく確認しておくのが大切です。
下地処理の有無や施工内容も含めて、入念にチェックしてみてください!
最悪のキーパーコーティングを防ぐために!おすすめの方法は?
キーパーコーティングは、車の塗装を傷めない優れたカーコーティングといえます。
それにも関わらず「キーパーコーティングは最悪」といわれるのは、コーティング方法以外にもトラブル原因があるからです。
逆に言えば、失敗しやすい原因に注意することで、コーティングを成功させられるはず。
そういうわけでここからは、最悪のキーパーコーティングを防ぐおすすめの方法についてご紹介していきます!
実績があり施工技術の高いプロがいる業者に依頼する
キーパーコーティングが失敗する原因の1つとして、施工者の技術不足が挙げられます。
したがって、最悪のキーパーコーティングを避けたいなら、実績があり施工技術の高いプロがいる業者に依頼するのが確実です。
実はKeePer技研では、コーティング技術の検定試験を独自に行い、合格者に資格を発行しています。
つまり、よりハイレベルな資格を持っているプロに頼むことで、納得のいくキーパーコーティングを受けられる可能性が高まるはず。
たとえば「KeePer PROSHOP」には、コーティング技術認定1級を持つプロが在籍しています。
こうした技術の高い業者に施工してもらえば、キーパーコーティング実施時のトラブルを防止できるでしょう!
自分の車の状態でコーティングすることのデメリットを知る
自分の車の状態でコーティングすることのデメリットを知るのも、キーパーコーティングを成功させるためには大切です。
キーパーコーティングでは基本的に、車の表面を磨く下地処理を行いません。
なので、表面に傷や汚れがある車をコーティングする場合、それらが残ってしまって仕上がりが悪くなりやすいんです。
このように、キーパーコーティングでは車の状態が大きく仕上がりに影響します。
とくに表面が荒れているとキーパーコーティングが失敗しやすいので、新車以外を施工するときは要注意です!
コーティング前後のメンテナンスについて確認する
コーティング前後のメンテナンスについて確認するのも、最悪なキーパーコーティングを避けるためのポイントといえます。
キーパーコーティングでは、撥水性・つや感などを保つのに定期メンテナンスが必要です。
なので「コーティング後は何もしなくて大丈夫」と思っていると、いつの間にか車の状態が悪くなることもあるでしょう。
こうした事態を防ぐには、手洗い洗車や洗車機によるメンテナンスを行うのが効果的です。
コーティングを剝がさないように気を付けつつ洗車することで、キーパーコーティングをより長持ちさせられるでしょう!
キーパーコーティングの種類による違いを知る
ひと口にキーパーコーティングといっても、実は4種類のラインナップがあります。
だから最悪のキーパーコーティングを避けるには、それぞれのコーティングの違いについてしっかりと理解しておくのが重要です。
そこで今回は、4種類のキーパーコーティングの違いを以下の表にまとめました。
こちらの表を参考にして、自分の目的に合うキーパーコーティングがどれなのか確認してみてください!
種類 | ピュアキーパー | クリスタルキーパー | ダイヤモンドキーパー | Wダイヤモンドキーパー |
コーティングのタイプ | ポリマーコーティング | ガラス(系)コーティング | ガラス(系)コーティング | ガラス(系)コーティング |
施工時間 | 40分~1時間 | 2時間~ | 3時間~8時間 | 6時間~ |
持続期間 | 3ヶ月 | 1年間 | 3~5年間 | 3~5年間 |
主な効果 | ・塗装の保護、つや出し
(ポリマー被膜) |
・強力に塗装を保護、つや出し
(ガラス被膜) ・つや出し、シミの防止 (レジン被膜) |
・より強力に塗装を保護
(高密度ガラス被膜×1層) ・つや出し、シミの防止 (レジン被膜) |
・最も強力に塗装を保護
(高密度ガラス被膜×2層) ・つや出し、シミの防止 (レジン被膜) |
参考価格(※) | 7,040[円/1回]
81,180[円/3年] |
21,800[円/1回]
59,400[円/3年] |
60,400[円/1回]
60,400~77,800[円/3年] |
87,600[円/1回]
87,600~105,000[円/3年] |
つやの質感 | しっとり | ガラス
(透明感:100%) |
ガラス
(透明感:120%) |
ガラス
(透明感:135%) |
※参考(Mサイズの場合):https://www.keepercoating.jp/lineup/price
ちなみにキーパーコーティングの価格については、店舗や車のサイズ、オプションの付け方によっても異なります。
もし真剣に利用を検討しているなら、実施前に見積価格を聞いておくのが無難です!
まとめ
今回は、『キーパーコーティングは最悪という噂は本当なのか』についてお話ししました。
『キーパーコーティング』は、塗装を傷めないように工夫されたコーティング方法です。
ですが、以下のような原因から仕上がりに不満が残るケースもあるため、実施するときは十分注意しなければなりません。
- 施工する人によって仕上がりがまばら
- コースや業者によって下処理がない場合がある
- コーティングする前からの傷が剥げることがある
- 車の状態や下処理によって仕上がりに差が出る
とはいえ、しっかり対策をしていれば、問題なくキーパーコーティングを行えるはず。
今回は最悪のキーパーコーティングを防ぐ方法についてご紹介しているので、実施予定の人はぜひ参考にしてみてください!