「ボルボを買ってはいけないって本当?最悪と聞くけどその真相はどうなのかな?車の特徴について知りたい!」
北欧のスウェーデンで生まれ、カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど世界でも日本でも人気の自動車メーカーであるボルボ。
大変人気であるにもかかわらず、一部では「買ってはいけない」「最悪」だという声があがっています。
- ボルボを買ってはいけないって本当なの?
- ボルボを買った人の口コミはどういうものがある?
- 車の特徴について知りたい
など、ボルボに興味がある人や購入を検討している人は、いろいろと知りたいことも多いはずですよね。
そういうわけで今回は「ボルボを買ってはいけないは本当なのか」ということについて詳しくお話ししていきます。
実際にボルボを買った人の口コミや、車の特徴についても触れていくので、ぜひ参考にしてください!
ボルボを買ってはいけないというのは嘘!むしろオススメの声多数
ボルボを買ってはいけないという噂は本当なのでしょうか。
結論からお伝えすればボルボをおすすめする声の方が多いのです。
ここでは、以下についてTwitterにある口コミをご紹介していきます。
- ボルボを買って後悔した・最悪という人の声
- ボルボを買ってよかった・最高という人の声
総じて「オススメ」という声が多いのですが、どちらの口コミもぜひ参考にしてみてください!
ボルボを買って後悔した・最悪という人の声
ボルボを買って後悔した・最悪という人の声をTwitterで確認してみましょう!
PHEV(Volvo)も持ってますけど中途半端でコスト的にもメリットなくお勧めしません。買って後悔してます。
— N. (@cat_lemongrass) July 27, 2020
最悪だ。ボルボの電動シート壊れて座席動かない
— O2 (@route16racingxx) January 13, 2022
コスト的にメリットがなかったり、電動シートが壊れて動かなかったりして「最悪」と思っている人が目立ちます。
また、故障して修理に出しているのに放置された人の不満も挙げられていますね。
連絡がなく3ヵ月が経過するのは異常事態です。
車の故障をできるだけ避けるためにも、自主的にメンテナンスに出す必要があるのかもしれません。
ボルボを買ってよかった・最高という人の声
続いて、ボルボを買ってよかった・最高という人の声をTwitterでチェックしてみましょう!
めちゃザッとですけど、これで寝れるやつです
ボルボ最高すぎる pic.twitter.com/ByCR0cCqyY— るるー (@lulunomeromero) October 7, 2021
約7年乗った青のV70R(285)からC70(542)に乗りかえて半年ちょっと狭くなった室内は仕方ないけど、憧れだったオープンでの走りは楽しいボルボはどの車種でも最高 #ボルボ #VOLVO #Volvo pic.twitter.com/XZ7ORok620
— Volvo パイセン (@VOLVO_V70RR) August 16, 2022
ボルボの内装マジで最高で永遠に時間潰せる 走り味は曖昧で自分にはオトナすぎるけど pic.twitter.com/AmeveEDcIL
— ハヤシ (@molihAyashl) May 3, 2022
うわーやっぱ好きだなこの感じ…スウェーデンを感じる
内装マジで極上だし買ってよかったボルボ240 pic.twitter.com/XmLuAcOob8
— マッキー (@14522538a) October 22, 2021
ボルボが最高と思っている人の中には、どの車種もお気に入りだというコアなファンもいます。
オープンカーなどは特に「かっこいい」とあこがれる人も多いのではないでしょうか。
また、北欧デザインのオシャレさに魅了されている人も多いようですね。
見た目と乗り心地の良さが、「買ってよかった」という感想につながるようです。
実際、ボルボを買って後悔した人もいますが、基本的にボルボが好きで乗っている人がほとんどだと言えます。
ご覧の通り、ボルボをオススメする人の声多数がです。
「ボルボを買ってはいけない」と言われるのはなぜ?デメリットは?
ボルボをおすすめする口コミが多いなか、「買ってはいけない」と言われるのはなぜでしょうか。
ここでは、ボルボのデメリットをご紹介していきます。
- 外国車なので国産車よりは故障が多く感じる
- こまめなメンテナンスが必要
- 修理やパーツ交換など維持費がかかる
- 日本の高温多湿に弱い部分もある
これらについて掘り下げてお話ししていくので、さっそく見ていきましょう!
外国車なので国産車よりは故障が多く感じる
ボルボは外国車なので、国産車より故障が多く感じるところがデメリットです。
日本の自動車は定期点検や車検以外ではほとんどメンテナンスをしなくていいような造りになっています。
それは、日本には四季があるからなんですね。
特に梅雨時など湿度の高い時期を含めて、さまざまな気候に対応した丈夫な自動車を造らなければならないからです。
なので必然的に日本車は、品質管理や設計技術において厳しい基準があります。
それに比べると、ボルボは定期的なメンテナンスをすることが前提で造られているため、日本人にとって故障が多く感じるんですね。
ですが、ボルボは実は輸入車のなかでは故障率が低いメーカーなんです。
それでも日本車にずっと乗り慣れていた人にとっては、「故障が多い」と感じるのも無理はないでしょう。
こまめなメンテナンスが必要
ボルボは、こまめなメンテナンスが必要なところがデメリットです。
そもそもボルボの生産地であるスウェーデンと日本では、自動車のメンテナンスに関する考え方に違いがあります。
日本人は、こまめに自分で自動車のメンテナンスをする習慣があまりありません。
とくに国産車に乗り慣れている人は、その性能の良さを知っているからです。
一方スウェーデンでは、こまめに自動車を点検したうえで、一台を長く乗る人が多い傾向にあります。
そもそもボルボは北欧仕様の車です。
そのため高温多湿の日本で走るためにはこまめなメンテナンスをして、万全な状態を維持しなければなりません。
修理やパーツ交換など維持費がかかる
ボルボは修理やパーツ交換など、維持費がかかることがデメリットです。
基本的に外国車のメンテナンス費用は、以下の理由で国産車より高い傾向にあります。
- パーツを外国から取り寄せなければならないため
- 国内での整備費用が高いため
- 特殊なパーツが多く国産車のパーツでは代用が効かないため
定期的なメンテナンスを怠ると、故障率が上がり修理やパーツ交換の費用が大幅に上がりがちです。
ただ日本国内にもパーツを購入できるようなボルボ専門店があります。
基本的にあ修理やパーツ交換などの維持費がかかりますが、日頃からしっかり点検しておくことをおすすめします。
日本の高温多湿に弱い部分もある
ボルボは日本の高温多湿に弱い部分があるのがデメリットです。
スウェーデンのメーカーであるボルボは、頑丈に造られてはいるものの日本の高温多湿に強い仕様に造られていません。
スウェーデンにも四季はありますが、夏でも気温は30℃になる日はほぼなく、湿度も低くカラッとした天気です。
そもそもスウェーデンは寒くてどちらかというと冬が厳しい国ですよね。
一方、日本の夏では最高気温が38度近くになることもあります。
さらに梅雨もあり、北海道など一部の地域を除いてむし暑く湿気の多い地域が多いでしょう。
日本ほど夏と冬の寒暖差がないため、日本国内ではボルボの車体にかかる負担が大きくなります。
そのため、トラブルや不具合が発生しやすく、故障も多い傾向にあるんです。
ボルボはむしろすごい車!その魅力と評価すべきメリットとは?
デメリットを見ると一見「やっぱり買わない方がいいのかな?」と思うかもしれませんがボルボはすごい車なんですね。
ここからは、ボルボの魅力と評価すべきメリットを以下のとおりご紹介していきます。
- 大体の車種で燃費がいい
- ハードが硬く事故の衝撃にも強い
- 安全性・走行性能が高い
- リラックスできる乗り心地
- 見た目がかっこいい
それぞれ詳しくお話ししていくので、さっそく見ていきましょう!
大体の車種で燃費がいい
ボルボは大体の車種で燃費がいいところがメリットです。
とくに燃費の良い車種を以下に3つ挙げますので、チェックしてみてください。
■車種:V40 Cross Country
JC08モード燃費 21.2km/L
■車種:V40 WAGON/ESTATE
JC08モード燃費 20.0km/L
■車種:V90 WAGON/ESTATE
JC08モード燃費 16.2km/L
JC08モードとは、燃費を計測するための試験方法の一種で、実際に運転して得られる「実燃費」に近い数値を得られます。
ですが、街乗りが中心だと信号停車などが多いため、燃費は伸びにくいでしょう。
反対に高速道路に乗る頻度が高い人は、上記でお伝えした燃費よりもさらに上回る可能性があります。
旅行によく行く人、仕事で高速道路を使う頻度が高い人にとっては、メリットの大きい車だといえるでしょう。
ちなみに、アダプティブクルーズコントロール(ACC)が付いている車種はその機能を利用すると、より燃費が良くなるはずです。
ACCとは、運転者が一定の速度を維持し、前の車両との車間時間をあらかじめ設定した時間に維持できます。
つまり、ブレずに安定した運転ができることで、燃費が良くなるんです。
参考までに、ACCが搭載されている車種の例は、V40・V60・XC40・XC90などがあります。
ハードが硬く事故の衝撃にも強い
ボルボはハードが硬く、事故の衝撃にも強いところが評価すべきメリットだと言えます。
なぜなら、「ヘラジカとの衝突」や「大量に降る雪」に耐えられるような設計をしてきているからです。
スウェーデンでは車の耐久性に関して、必要不可欠な技術なんですね。
ボルボの企業理念が「常に安全でなくてはならない」であるため、安全性の高い車であると世界的にも高い評価を得ています。
車の衝突安全性はどのメーカーも重要視していますが、その中でもボルボは他社の一歩先を進んでいます。
事故の衝撃に強いボディは、それだけで安心感が別格です。
またボルボは1991年、SIPS(側面衝撃吸収システム)で安全性を大きく一歩前進させました。
このシステムは車体構造の一部として組み込まれたうえで、より強度が高くなっています。
さらに、日本と欧州では高速道路でのスピードの出し方に違いがあるところも、ボディの強度に影響しているんです。
日本では高速道路の最高速度は時速120kmに対し、スウェーデンは時速200km。
時速200kmでの速度で衝突したときを想定して設計されているため、かなりの強度になるんですね。
もちろん日本で時速200km出す人はいないと思いますが、安心度が高まります。
以上のことから、ボルボのハードが硬く事故の衝撃に強いところに魅力を感じる人が多いのでしょう。
日本の寒いところに住む方にとっては、ボルボは特に向いているかもしれませんね。
安全性・走行性能が高い
ボルボは安全性・走行性能が高いところが評価すべきメリットです。
安全の基本である3点式シートベルトは、今では世界中で装着が義務付けられています。
実はこの3点式シートベルトは、1959年にボルボが初めて導入したんです。
他にも、ボルボが開発またはいち早く導入してきた技術は、以下のようなものが挙げられます。
- 後ろ向きチャイルドシート
- ブースタークッション
- サイドエアバッグ
これらの技術を取り入れることで、世界に先がけて車の安全性を確保してきたと言えるでしょう。
後ろ向きチャイルドシートは子供の体の構造を考えたうえで作られたもので発表されたのはなんと1972年。
子供が前向きで乗って正面衝突した場合、後ろ向きよりなんと7倍近い衝撃があるそうです。
ボルボが、早くから安全について考え実践してきたことがわかります。
1978年に開発されたブースタークッションも子供の安全のためのもの。
今お子さんがいる方やこれからお子さんが生まれる方は、子供の安全に配慮されたボルボは心惹かれる車だといえます。
ちなみにボルボは、コーナリングや高速道路においても安定してバランスのとれた走行が可能です。
道が入り組んだ街中や高速道路でもボルボは運転がしやすいでしょう。
リラックスできる乗り心地
ボルボはリラックスできる乗り心地が魅力であり、メリットでもあります。
シートの造りにこだわっていて、座ったとき体にかかる圧力がすべて均一になるように設計されているんです。
整形外科医とデザイナーで、試行錯誤を繰り返して造ったシートを採用しています。
乗車する人全員がリラックスして目的地まで向かえると、長距離の移動も苦にならないのではないでしょうか。
また、運転者の負担も軽減されるため、集中力が続いて疲れにくいのです。
疲れにくいということは事故防止にもなり安全面にも影響することですよね。
このように運転者がリラックスできる設計は素晴らしいメリットだと言えるでしょう。
とにかく安全で快適なドライブをしたい方、長距離の移動が多いという方にとってぴったりの車といえます。
見た目がかっこいい
ボルボは見た目がかっこいいところが魅力であり、評価すべきメリットだと言えます。
外観はスポーティなデザインが多く、上品かつ派手すぎない見た目は女性にもかなり人気です。
ボルボのデザインは、シンプルでありながらスタイリッシュ。
さらに上質感を味わえるため、一種のステータスとしてボルボを選ぶ人もいるほどなんですね。
また、スウェーデンを含めた「北欧デザイン」は日本でも人気で、ボルボは主に車の内装に取り入れています。
飾り気がなくシンプルでありながらも温かみのあるデザインは、「北欧家具」を思い出させる造りなんです。
またシートに本革を使用することで、ラグジュアリー感あふれる内装に仕上がっています。
外観と内装のデザインの方向性が異なっていても、違和感なく自動車を造り上げるところもボルボの魅力でしょう。
ちなみにボルボは、『ヒューマン・センタード・デザイン』といって、乗る人の立場に立ったデザインを重視しています。
長い間乗っても飽きの来ないシンプルなデザインは、スウェーデン人だけでなく日本人の好みにもマッチしているんです。
なので、見た目のかっこよさはボルボの魅力かつメリットと言えるでしょう。
まとめ
今回は、「ボルボを買ってはいけないは本当なのか」ということについて詳しくお話ししてきました。
結論としては多くの人がボルボをおすすめするほど人気で、きちんとメンテナンスをしていれば問題ありません。
以下のとおりボルボのデメリットをご紹介したので、これらについて認識しておくといいでしょう。
- 外国車なので国産車よりは故障が多く感じる
- こまめなメンテナンスが必要
- 修理やパーツ交換など維持費がかかる
- 日本の高温多湿に弱い部分もある
反対に、ボルボのメリットもご紹介しました。
- 大体の車種で燃費がいい
- ハードが硬く事故の衝撃にも強い
- 安全性・走行性能が高い
- リラックスできる乗り心地
- 見た目がかっこいい
ボルボを買う人は上記のような魅力的な部分に惹かれ、実際乗ってみて満足するようです。
車を購入する予定があり、ボルボが候補に挙がっている人は今回の記事をぜひ参考にしてみてください!