「ガラケーを使う若者が増えてるって本当かな?スマホをやめる理由ってなんだろう?」
スマホが主流になる中、ガラケーを使う若者が増えているという声があります。
果たしてそれは本当なのか、スマホをやめてガラケーにする理由は何なのか気になることもあるでしょう。
- ガラケーを使う若者が増えているというのは本当か?
- どんな理由からスマホをやめてガラケーを再び使っているのか?
- スマホよりガラケーの方が良かったと感じるのはどんな点か?
など、ガラケーを使う若者のことやガラケーに替える気持ちや理由などについて知りたいところです。
というわけで今回は「ガラケーを使う若者が増えているのは本当か」についてお話ししていきます。
また、スマホをやめる理由や、実際にガラケーに戻した人の体験談もご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
ガラケーを使う若者が増えているという根拠は今のところない!
ガラケーを使う若者が増えているという意見もありますが、今のところその根拠はありません。
というのも、携帯端末の所有率を見ると、若者を含めどの年代でもガラケーよりスマホの割合が増えているからです。
実際、周囲の人もほとんどがスマホを使っているのではないでしょうか?
ただし、携帯端末の使用率で見てみると、若者世代もある程度の割合がガラケーを使用している事実はあります。
とはいえ、それが以前より大幅に増えているかは不明なんですね。
例えば、会社から支給されるのがガラケーというケースもわりとあります。
そういったことも含めて考えると、ガラケーを使う若者が増えていると一概には言えないでしょう!
一部スマホをやめてガラケーを再び使い始める人の理由とは?
ガラケーを使う若者が増えているとは言えませんが、一部にスマホをやめてガラケーを再び使っている人はいます。
ここでは「一部スマホをやめてガラケーを再び使い始める人の理由」についてそれぞれお話ししていきます!
それは、以下のような理由があるからです。
- SNSなどの通知にうんざりしている
- 頑丈で画面が割れる心配などが少ない
- 持ち運びやすい大きさ
- 電話をするだけならガラケーで問題ないから
ご覧の通り、スマホ疲れやガラケーならではの良さに魅力を感じて再び使い始めることが多いんですね。
共感できるところもあると思いますので、それぞれ詳しくお話ししていきます。
SNSなどの通知にうんざりしている
スマホは、1台でLINEやTwitter、Instagram、TiktokなどあらゆるSNSにアクセスできます。
これらのSNSはいつでも友達や恋人とつながれる反面、通知がひっきりなしに来てうんざりしてしまうこともあるでしょう。
通知がくればつい開いてしまい、見たら「返信しなくちゃ」「いいねしないと」など気を遣うことも多いはずです。
逆に自分の投稿に誰が「いいね」してくれるだろう、と気になってしまうケースもあるのではないでしょうか。
通知をオフにすればいいのですが、それはそれで何度も見てしまうこともありますよね。
その点、ガラケーであればそもそもSNSのアプリが入れられない、または入れにくいため、通知のわずらわしさから解放されます。
必要なSNSはパソコンから利用すれば自分のタイミングで見ることができて、振り回されることもなくなるでしょう。
このようにSNSの通知に疲れ、オンとオフを区別しやすいという理由から再びガラケーを使う人もいます!
頑丈で画面が割れる心配などが少ない
頑丈で画面が割れる心配が少ないことも、スマホをやめてガラケーを使う理由です。
ガラケーは本体に厚みがあるため頑丈で、画面が割れる心配もほとんどありません。
とくに、二つ折りのガラケーなら割れることはほぼないでしょう。
そのため野外での作業が多いなど、職種によってはガラケーを使用するほうが適してる場合もあります。
一方、液晶画面がむき出しのスマホは、うっかり落とすと画面がバリバリに割れてしまうことも少なくありません。
また、最近のスマホは大型になってきているので、手に収まりきらず落としやすくなっている側面もあります。
特に手が小さい人にとっては、どんどん大きくなるスマホは扱いづらいですよね。
画面が割れていると使いづらいだけでなく、見た目が悪くテンションも下がってしまうでしょう。
それだけでなく、使えなくなって修理や買い替えといったコストも発生します。
気軽に買い替えるような値段でないスマホも多く、痛い出費になることもありますよね。
そういったことを考えると、スマホから壊れにくいガラケーに戻す人がいるのも納得です。
頑丈で長く使えるガラケーはコストパフォーマンスがいいと言えるでしょう!
持ち運びやすい大きさ
スマホをやめてガラケーを再び使い始める理由に、持ち運びしやすさもあります。
折り畳み式のガラケーならコンパクトなのでポケットに入れることも難なく、小さいバッグの時もかさばりません。
ポケットにもスポッと入るので便利ですよね。
また、よほど使わなければ1日で充電が切れることもないので、モバイルバッテリーも持ち歩かなくて済みます。
一方、スマホは性能や動画の見やすさを追求した結果、本体がどんどん大きくなっていますよね。
そのため、便利なものの、ポケットにサッと入れて持ち歩くのがむずかしいことが多いです。
小さなバッグには収まりきらず、わざわざネックウオレットを買った人もいるかもしれません。
あらゆるものをスマホで完結できるため充電の減りも早く、モバイルバッテリーを持ち歩く人も多いのではないでしょうか。
すると、どうしても荷物が増えがちになってしまいます。
そういったことのないガラケーの身軽さに魅力を感じ、スマホをやめて再び使う人がいるのでしょう!
電話をするだけならガラケーで問題ないから
電話をするだけならガラケーで問題ないという理由から、スマホを辞める人もいます。
スマホは1台でいろんなことができるので便利ですが、電話だけできればいいと言う人もいるんですね。
LINEはやらない人にとっても、スマホは不要です。
そもそも中にはそんなに機能があっても使いこなせない人もいるでしょう。
そういう人にとって、ガラケーは余計な機能がなく使いやすいと言えます。
また、ビジネスマンにとってはガラケーは耳と肩に挟んで通話でき、メモなどが取りやすいというメリットも。
スマホはオーバースペックな人や、電話のしやすさを重視したい人がガラケーを再び使い始めるのでしょう!
スマホを辞めてガラケーに戻した人の体験談!
実際にスマホをやめてガラケーに戻した人は、どんな考えや感想を持っているのか気になることもあるはずです。
「本当によかった?」「実は後悔しているんじゃない?」などそういったことを知るのに、最も参考になるのは体験談でしょう。
というわけで、「スマホを辞めてガラケーに戻した人の体験談」をご紹介していきます!
- スマホの当たり前を断ちたかった人の体験談
- スマホからガラホにした人の体験談
それぞれの体験談を詳しくみていきましょう。
スマホの当たり前を断ちたかった人の体験談
まずは、スマホの当たり前を断ちたかったと言う人の体験談をご紹介します。
この方は、会社員からフリーランスになるのをきっかけに、ガラケーからスマホに切り替えたとのことです。
仕事でMacを使っていましたし、まわりもみんなiPhoneだったので、一度は持ってみたい!という好奇心があってiPhone 5sを使いはじめたんです。それが、ちょうどフリーランスとして始動したタイミングでもあったので、仕事の電話もかかって来るし、プライベートのメールやLINEもくるっていう感じ。さらに時計見るのもiPhone、写真撮るのもiPhone、休憩時間もiPhoneでツイッター開いたりして・・・。あんまりにも便利で、いろいろな機能が1つに集約されているので、生活の中でiPhoneを見ている割合が多かったんです。
会社員のときは、仕事中に自分の携帯を見ることはほぼありませんでしたから、急に自分の生活の中で携帯の存在が大きくなって、ちょっと“Too much”な感じになっちゃったというか。「ないといけない!」みたいになっていることが怖いなぁ、と思って、その違和感みたいなものは、iPhoneに変えてから半年くらいで既に感じていましたね。
引用:モバレコ
スマホにしてみたところ、便利すぎて生活に占める存在がどんどん大きくなっていったそうです。
これは同意する人が多いのではないでしょうか。
そのうち、「ないといけない」という気持ちになり、違和感を覚えるようになったのですね。
そんな中、ある日、スマホを忘れて外出したことをきっかけに、依存していることに気づいたそうです。
Androidを使っていたときなのですが、友達とある駅で待ち合わせをしていたんです。その日に限ってたまたまケータイを自宅に忘れてしまって。取りに帰ろうか迷ったんですけど、時間的にもそのまま待ち合わせ場所に向かうことにしたんです。そしたら、ちゃんと待ち合わせできたんですよ!って、本当は当たり前のことなんですけど、連絡を取れない状況でも、ちゃんと約束通りの時間や場所で友達と会えたことが嬉しくて!
友達には、後からケータイ持っていなかったと伝えたら、「何かあったらどうするの!」って叱られましたけどね(笑)でも、その待ち合わせの出来事で、ケータイやiPhoneに依存していることに自覚して・・・。
それでまずはiPhoneを持たずに近所を出かけるところからはじめてみました。
引用:モバレコ
スマホを使っている人の中には、この方のように依存状態になっている人は多いのではないでしょうか。
出かけたあとに忘れたのを思い出したら、取りに戻る人もいますよね。
しかしこの方は依存状態であることに気がつき、スマホがある当たり前の日々を断ちはじめます。
その結果、スマホがなくてもいいと思えるようになり、ガラケーを利用するようになったそうです。
折りたたみ式なんですけど、こういうタイプは本当に久々で。出る時にいちいちパタパタ開いたり閉じたり。お知らせの小窓も控えめなのもよくて、なんだか、かわいいです(笑)
元々電話をかけるのが苦手だったんですけど、電話をかけるのが好きになりました。ここからは電話しかかかってこない。音が鳴ったら出ればいい。という機能のシンプルさがいいなって。最近は、ちょっとした連絡とか、メールするより電話の方が早いかなっていう時は直接電話しちゃうので、びっくりされることがありますけど、今用事があって、今確認したいから、今電話するっていう後回しにしない感じも、いいと思ってます。
引用:モバレコ
スマホからガラケーに変えて、苦手だった電話が好きになったことが興味深いですね。
また、連絡できる時にするようになり後回しにしなくなったとも言っています。
機能のシンプルさがいいとも言っており、スマホの多機能さゆえの依存性から解放されたようです!
スマホからガラホにした人の体験談
スマホからガラホにした人もいます。
ちなみに、ガラホとはガラケーにスマホの機能の一部を搭載した携帯電話です。
そのため、一部スマホ用アプリを使えるなど、ガラケーとスマホのいい部分を併せ持っているのが特徴と言えます。
この方は、スマホからあえてガラホに変えてみたそうです。
スマホとは使い勝手がだいぶ異なると思います。
でも、電話とメールができればいいや~って人には
これで十分だと思えますよ。
スマホは便利だけど、使っていない機能もたくさんあったし
無駄に時間を浪費することも多かったし。
引用:鶏笑日記
スマホからガラホに変えてみて、無駄に時間を浪費することがなくなったそうです。
たしかに、スマホはSNSだけでなく、ゲームや漫画アプリも豊富なので、あっという間に時間がたっていることがありますよね。
ちょっとした調べもののつもりが、ぼんやりSNSを読みふけって1時間経っていた!という経験がある方もいるのではないでしょうか?
スマホに費やす時間がなければ、それに使っていた時間が浮くのは納得です。
また、この方はガラホで十分と思えるのは、パソコンを持っているからとも言っています。
ただ、私がガラホで十分だと言い切れるのは
PCを持っているからだと思うんですよね。
あと、家にWi-Fiがあればスマホは解約しても
ほぼそのまま使えるんですよΣ(・□・;)
引用:鶏笑日記
パソコンを持っていないと、スマホからガラホやガラケーに変えた時に不便に感じることがあるかもしれません。
ガラホやガラケーはシンプルな分、使いたいアプリがスムーズに利用できないことがあります。
そのため、スマホをやめる際は、それを補うパソコンなどの手段は必要になりそうかについて考えた方がいいでしょう!
普段からパソコンを使っている人にとっては、それほど不便さはないかもしれません。
ガラケーの方がよかったと感じる人の意見とは?
スマホを使っているものの、以下のような理由から「ガラケーの方がよかった」と感じる人も多くいます。
- ネット社会に辟易としている
- スマホが使いにくい
- ガラケー特有の機能が好きだった
これらは、スマホが多機能で便利すぎることが裏目に出ているとも言えるでしょう。
というわけでここでは『ガラケーの方がよかったと感じる人の意見』についてそれぞれお話ししていきます!
ネット社会に辟易としている
まずは、スマホだけでなくネット社会全体に辟易としている人の意見です。
ネット社会に辟易する
いらない情報は見たくない
携帯もガラケーでよかった
保険証は紙でよい。#マイナンバーカードの義務化に反対します— るりん🍮🍮政治を変えよう❤️山本太郎と野党共闘🐾 (@happyrurinsan) October 15, 2022
スマホはアプリを開くと知らなくてもいい情報まで目に入ってくることがあります。
友達のSNSを見ていただけのはずが、たまたま誰かを罵倒する投稿や炎上する投稿を読んでしまうときもありますよね。
嫌なニュースや、興味のない情報を意図しないタイミングで見てしまい、気分が下がることもあるでしょう。
自分のタイムラインに流れてきた事故などの映像を偶然見てしまい、気分が悪くなった経験がある人もいるかもしれません。
実際に、スマホは情報量が多すぎると言っている人もいます。
そもそも今はスマホ1台でいろんな国の
文化や流行りが知れる分、情報量が多すぎるから、人と比べてしまったり、物足りなさを感じる人が多い気がする。
雑誌で流行りを知れるだけで充分だったのに。— 阪田マリン (@marin_syowasuki) June 26, 2022
便利な反面、情報が多すぎて人と比べて劣等感を感じたり、物足りなさを感じたりする原因になることもあるでしょう。
こういったネット社会特有の問題に疲れてしまう人が出てきて、ガラケーの方が良かったと感じるのも納得です!
スマホが使いにくい
スマホが使いにくいということも、ガラケーに戻る原因のひとつです。
以下のように、ガラケーに比べてスマホは使いにくいという人もいます。
スマートフォン、使いにくいなあ。ガラケーのままにしとけばよかった。
— 窓付き (@mdtk_ch) October 17, 2022
スマホはガラケーに比べて多機能な分、ややこしく使いにくいと感じる人もいるでしょう。
また、スマホにはタッチボタンがないため、ガラケーよりも基本的な操作が慣れるまでややむずかしく感じることもあります。
スワイプがうまくいかない、どこをタッチすればいいかわからないなど困惑するときもありますよね。
こういったわずらわしさからスマホが嫌になり、ガラケーのままが良かったと思うのかもしれません。
また、以下のようにアプリのデータが全部飛んでしまったという人もいます。
やっとLINEインストールできたけどデータ全部ぶっ飛んでなくなったやんけ
ガラケーがええわ
あの頃はよかった
ややこしくなくて— ひともん。(痩せない) (@misowimper1986) October 11, 2022
データが飛ばないようにバックアップなどを取っておく作業が面倒に感じる人、よくわからない人もいるでしょう。
そういったことから、スマホは使いづらいと感じるのも無理はありません。
特に、機械操作が苦手な人はスマホは使いづらい、ガラケーの方が良かったと感じる傾向にあるようです!
ガラケー特有の機能が好きだった
スマホよりもガラケー特有の機能が好きだったという意見もあります。
たとえば、以下のように着信やメールが来たら光って教えてくれるところが良かったという人の意見です。
ガラケーのよかったところは触らなくても着信やメール来てたら光って教えてくれるところ
— マリぽんず様【公式】 (@pon_clm26) October 13, 2022
スマホは通知で着信やメールを知らせてくれますが、液晶が明るくなるだけで本体が光ることはありません。
これはガラケー独特の個性ともいえるでしょう。
それだけでなく、着信やメールがきているのがわかりやすいのも利点です。
他にも、ガラケーのほうがメールが打ちやすくて好きだったと言う声もあります。
ガラケー解約しなきゃよかった
あいつ意外とメール打ちやすくて好きだったんだよな— 岫玉 翠寿 (すいじゅ) (@coich4) October 17, 2022
ガラケーは「押して入力」するので文字が打ちやすいと思っていた人も多いのではないでしょうか。
一方スマホはタッチパネルなので、慣れるまで文字が打ちにくいという人はたくさんいます。
意図しないところをタッチして変な画面が出て、イライラするときもありますよね。
また、早く打とうとすると「フリック入力」というものを覚える必要があり、それに苦手意識を持つ人もいるでしょう。
長年ガラケーを使っていた人にとっては、特にガラケーの使いやすさが身に染みているはずです。
「好きなストラップがつけられた」のもガラケーならではでしたね。
このように、「わかりやすく、使いやすいガラケーのほうが良かった」という人がいるのも一定数います!
まとめ
今回は「ガラケーを使う若者が増えているのは本当か」についてお話ししました。
実際のところ、ガラケーを使う若者が増えているという根拠はありません。
しかし、一部には以下のような理由からスマホをやめてガラケーを再び使い始めている人もいます。
- SNSなどの通知にうんざりしている
- 頑丈で画面が割れる心配などが少ない
- 持ち運びやすい大きさ
- 電話をするだけならガラケーで問題ないから
また、スマホよりガラケーの方がよかったと感じる以下のような意見もありました。
- ネット社会に辟易としている
- スマホが使いにくい
- ガラケー特有の機能が好きだった
こういったことから、ガラケーには特有の良さがあると言えるでしょう。
スマホからガラケーに戻そうか悩んでいる人は、今回お話しした内容をぜひ参考にしてみてください!